2012年3月27日火曜日

僕は知り合いが拾った猫をもらいました。

僕は知り合いが拾った猫をもらいました。

その猫は雌でまだ半年も経っていないと思われる子猫です。

生まれつき尻尾の形状がおかしいらしく、先端の方でほぼ直角に曲がっています。

昨日もらったものなのですが、最近たまに左足がいきなり力が入らなくなったような感じで横に転んだり後ろに転がったりします。

普通に歩いてる最中にいきなり止まって転ぶ、立たせてみると動けずに転がるなどの症状が出ました。

この症状は絶対に出るわけではなく、たまに見ると歩き方が変だったり、転んだりしています。

寝る前なども左足を特に舐めています。

もしかしたら最近どこかに足をぶつけたのかなどと思ったのですが、特に傷もなく骨も左右どちらも異変はなかったように思います。

とても心配です。 あらゆる原因が考えられると思うのですが、考えられる原因全て答えていただくとうれしいです。

説明不足なところがある場合は補足に書きますので指摘お願いします。







【1】

◎歩き方の異常



☆猫の歩き方が異常という場合,いわゆる足を引きずる場合(跛行),麻痺(まひ),運動失調(体の動きに調和がとれない状態)などが含まれます.したがって,原因も骨や筋肉,関節などの異常から,末梢神経系,中枢神経系(脳や脊髄)まで様々です.



びっこの場合は,痛みのみでもおこりますし,また骨が骨折などで不安定な場合,関節の動きが悪くなったり,また神経の異常でもおこります.



病院ではびっこの程度をまず等級分けして,考えられる原因を探ります.第Ⅰ級はほとんど気付かないような軽いもの,第Ⅱ級ははっきりわかるびっこでも体重はある程度乗せられるもの,第Ⅲ級は激しいものでバランスとりのためにわずかに足の先を地面につけるだけで体重はかけられないもの,第Ⅳ級は全く体重はかけられず足をあげたままあるいはひきずるだけというものです・たとえば,第Ⅰ級だと軽いけが,筋肉の炎症などが原因ですが,第Ⅳ級だと骨折,脱臼,異物が刺さった,蛇に咬まれたなど激しい障害が予想されます.



同時に,どのような経過でびっこになったかも,重要な情報です.たとえば,急に悪くなった場合はけがや感染が疑われます.これには,骨折,異物,靭帯の切断,筋肉の損傷,ねんざなどが含まれます.また慢性に徐々に進行した場合には,関節炎など運動器系の変性が進んでいること,あるいは骨の感染や腫瘍の進行を示しています.





神経の病気が疑われる場合には,いろいろな神経学的検査を行って,病気の場所を捜します.神経系の病気では,感染症もあります.ネコ免疫不全ウイルス(FIV)感染,猫伝染性腹膜炎,トキソプラズマ症が代表的です.またFeLV感染に関連したリンパ腫が脊髄などに発生することもあります.また猫汎白血球減少症ウイルスが生まれる前に母親から胎子に感染すると,先天的に小脳が形成されていない猫になってしまいます.この場合は離乳期以降に猫が一人歩きするようになって,運動失調が明らかになります.



けがによる骨折や脱臼,ねんざがみられた場合の応急処置は,一部は家庭でもできますが,その目的はけがを治すことではなく,さらに傷が広がるのを防ぎ,痛みを和らげ,出血を止め,感染(化膿)を防ぐことです.まず正しく動物を固定します.猫は毛布でくるむのがよいでしょう.痛みの激しい動物は咬むことがあるので注意します.高いところから落ちたなどで脊髄の損傷が疑われる場合(後ろ足の麻痺など),頭部,背中,前足を段ボールなどの担架に固定して病院に運びます.また足の骨折の場合はそえ木をあてて包帯を巻きますが,骨盤や肋骨,手足の上の方,肩胛骨などの骨折では包帯は使用しません.出血があれば圧迫包帯で止めます.また開いた傷口の上は,清潔なガーゼなどで保護します.またショックの状態にあるものでは,まず口の中をみて呼吸のじゃまになるものがないことを確認して,毛布で包み,温かくして病院に運びます.このときに必ず病院に電話して,緊急であることを伝えておきましょう.



猫の脊髄の損傷で一番多い原因は高所からの落下です.マンションのベランダに出る猫にはとくに注意が必要です.アメリカでの調査によると,2階以上から落ちた場合に骨折が多くなり,死ぬものもあります.しかしながら7階以上になると骨折も死亡も少なくなります.これは猫が手足を広げて空気抵抗を増し,また着地に備えての時間が十分とれるためだろうと考えられています.ただし顎をぶつけたり胸の中に空気がたまったり,あるいはショックの状態に陥ることも多いので,もちろんすぐに病院に連れて行くべきでしょう.脊髄が切れてしまうと時間が経てば経つほどつながらなくなるので,麻痺などの症状からそれが疑われる場合にはすぐに(必ず24時間以内に)病院に行くべきでしょう.



[すぐ病院へ]

体のバランスがとれない(ふるえる,よろける,けいれん,立てない)

大きな傷がある(骨がみえている)

激しい痛みがある(激しく鳴く)



[その日のうちに病院へ]

歩き方がおかしい(急におかしな歩き方をするようになった)

手足が腫れている



[一晩様子をみてもよい]

足を引きずる(あまり続かない,痛みがない,あまりおかしな歩き方ではない)



※http://homepage.mac.com/asakayama/Feline/catdissymp2.html#anchor611...





【2】

◎歩くとよろける

足を引きずったり、三本の足だけで歩いたりするときは、骨折や脱臼などの可能性が考えられます。ふらついていたり、その他の歩き方のときは、感染症などの病気の場合もあります。

☆〔考えられる病気〕

中耳炎、ネコエイズ、ネコ伝染性腹膜炎、トキソプラズマ症、脳炎、脊髄炎、小脳形成不全、ビタミンA欠乏症、ビタミンA過剰症、ビタミンB欠乏症、上皮小体の異常、クル病、黄色脂肪症、ケガ、脱臼・骨折、中毒、熱中症など



※http://www.petoffice.co.jp/nekopara/byouki/ashi_index.html








実際に診てみないと、どんな獣医師だってわからないと思います。

健康診断をかね、病院で訊ねて見られるのが一番だと思います。







こんなところで素人に聞くより、さっさと動物病院に連れて行ってあげてください・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿