中学2年生の理科です!
『だ液のはたらきを調べる』
実験方法
①同量のデンプン溶液が入った試験管4本(A~D)を準備
②試験管AとBにはだ液を加える
③試験管CとDには水を加える
④試験管AとCは40℃の湯の中に入れる
⑤試験管BとDは氷水の中に入れる
⑥10分後、それぞれの試験管を取り出し2等分する
(A①A②)と(B①B②)と(C①C②)と(D①D②)ができる
⑦試験管A①とC①にはヨウ素液を加える
⑧試験管A②とC②にはベネジクト液を加え、加熱する
⑨試験管B①とD①にはヨウ素液を加える
⑩試験管B②とD②にはベネジクト液を加え、加熱する
という実験をやったのですが...(汗)
質問がいっぱいあります...
1、結果はどんなかんじになりますか??(色とか)
2、湯と氷水に入れる理由
3、10分置いとく理由
4、加熱する理由
5、考察を書くとしたら、どんなかんじがいいですかね??
少しでも分かる方、教えてください!!
明日、レポート提出なんです!!
(500枚です!!)
A① だ液 40℃の湯の中に入れる ヨウ素液
A② だ液 40℃の湯の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する
B① だ液 氷水の中に入れる ヨウ素液
B② だ液 氷水の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する
C① 水 40℃の湯の中に入れる ヨウ素液
C② 水 40℃の湯の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する
D① 水 氷水の中に入れる ヨウ素液
D② 水 氷水の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する
まず、確認しておきたいのが指示薬についてです。
ヨウ素液はデンプンの検出、ビタミンCの検出に用いられる指示薬。
ベネジクト液は還元性の糖(麦芽糖、果糖、ブドウ糖)を検出するために用いられる指示薬。
今回の実験ではデンプンが含まれているとヨウ素液により青紫色に変化することと。
ブドウ糖が含まれている試料にベネジクト液を滴下して加熱すると、還元性の糖に反応し、酸化銅(I) の沈殿を生じる。 反応色は、試料中の糖濃度により黄緑~赤褐色と多様である。 ということを踏まえてください。
1、結果はどんなかんじになりますか??(色とか)
実験やったんですよね?なんで結果がわからないのですか?
ヨウ素の反応(ヨウ素液は黄色)
デンプン水溶液+ ヨウ素→ 青紫色
ブドウ糖水溶液+ ヨウ素→ 変化なし
ベネジクト液の反応(ベネジクト液は水色)
デンプン水溶液+ ベネジクト液→ 変化なし(過熱する)→ 変化なし
ブドウ糖水溶液+ ベネジクト液→ 変化なし(過熱する)→ 赤褐色(糖の濃さによっては違う色になる)
つまり、もともと試験管に入っていたデンプンが分解されブドウ糖になるかどうかを色で確かめている実験なんです。
A① だ液 40℃の湯の中に入れる ヨウ素液 →変化なし(黄色)
A② だ液 40℃の湯の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する →赤褐色
B① だ液 氷水の中に入れる ヨウ素液 →青紫
B② だ液 氷水の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する →変化なし(水色)
C① 水 40℃の湯の中に入れる ヨウ素液 →青紫
C② 水 40℃の湯の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する →変化なし(水色)
D① 水 氷水の中に入れる ヨウ素液 →青紫
D② 水 氷水の中に入れる ベネジクト液を加え、加熱する →変化なし(水色)
2、湯と氷水に入れる理由
40℃の湯というのは人間の体温に近いため、人体とほとんど同じ条件でのデンプンを分解することができます。
氷水は湯とを比較するために用意されたと思われます。
3、10分置いとく理由
試験管を約10分間、湯であたためて、だ液の消化酵素がデンプンを分解するのを待つため。
4、加熱する理由
ベネジクト液は加熱することで糖と反応し、酸化銅(I) の沈殿を生じるため。
加熱しないと糖が含まれていることを確認できません。
5、考察を書くとしたら、どんなかんじがいいですかね??
自分で考えましょうね。
理科の先生が出した課題にあった考察が好ましいと思います。
参考までに
<考察>
だ液と水で比較実験をすることにより、デンプンは勝手に分解したのでなく、だ液によって分解されたことが確認できました。
この実験で、だ液にふくまれる消化酵素はヒトの体温くらいの温度でデンプンを糖に分解することが確かめられました。
もともと体内ではたらくものなので、消化酵素は体温くらいでもっともよく活動します。
低温すぎても高温すぎてもはたらきません。
それでは、がんばってください。
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