手の甲に火傷をしました。
今朝、娘の誕生日ケーキを焼いていたところ、オーブンから取り出すときに庫内の壁に手が当たり火傷に・・
痛かったのですが作業途中でしたので冷やす事もせず我慢;
その結果、水泡にはなりませんでしたが
赤黒く凸(ケロイド状態??)になっていて凄い目立ちます;;
お湯がかかるとまだ痛みはあります。
何を塗れば良いでしょうか? とりあえず家にあったビタミンKクリームを塗ったのですが
やけど痕が残りそうで嫌です・・
私は、両手の深い火傷をネットで見つけた湿潤療法の病院で、簡単に治してもらった経験により、ずっと知恵袋で主に火傷についての回答を続けています。
火傷のレベルにはⅠ度・浅達性Ⅱ度・深達性Ⅱ度・Ⅲ度とありますが、こちらを参考にされると良いです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%82%B7
軽い火傷から→赤くなる→水疱の下が赤い→水疱の下が白い→皮膚が剥けて白い
こういった順番です。
ただ赤くなっているだけの火傷のレベルはⅠ度と呼ばれるもので、ゆっくりですが痕も残らずきれいに引いて行きます。
皮膚が赤茶色く焦げたように変色して、質感が違ってきている場合は、その下で新しい皮膚が再生されてきて、やがて上の皮膚がポロポロと取れてきますがこれも最終的に痕は残りません。もちろんケロイドの様な恐ろしいものではありません。
水膨れが出てくるⅡ度以上の火傷から、医師の治療を受けねばなりませんが、最近では湿潤療法での治療が早くきれいに治るという事で、この治療に切り替える病院も増えてきました。
また、湿潤療法の病院では、ガーゼは傷面を乾燥させて引っ付いて、剥がす時に新しい傷を作りますし、消毒薬や、抗菌軟膏(クリーム)は傷面の細胞組織を攻撃して傷を悪化させる事が判っていますので、これらの病院は一切使いません。
逆に、従来行われてきた消毒やガーゼや抗菌軟膏(クリーム)での治療では、治りも悪く、痕が長期間残ります。
また心配されているケロイドや肥厚性瘢痕は治療終了後に出来ますが、従来の治療では良く発生していましたが、湿潤療法では無理せず治すので発生率が極端に低いです。
従来の治療の病院で処方して頂いた軟膏を塗り続けた方の連続質問です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1033585820
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133915211
これが従来の治療での治り方です。
湿潤療法だとこんな感じです。食品用ラップとワセリンでの処置です。
http://blogs.yahoo.co.jp/northkitchen_hokuto/4805503.html (8月3日)
http://blogs.yahoo.co.jp/northkitchen_hokuto/5325666.html (8月12日)
違いが判りますよね?
湿潤療法の場合は上皮化後はしばらく白色ワセリンで保湿・保護ケアを行うのが一般的ですが、あなたの場合でも塗っておいた方が肌が早くしっかりしてきます。
正常な皮膚でも乾燥は大敵ですから、火傷した場合はなおさらです。
また、紫外線による色素沈着を防ぐためにも、遮光に気をつけた方が痕が早く消えていきます。
皮膚がしっかりしてきたら、出来るだけ肌に優しい日焼け止めを塗っておけばよいです。
湿潤療法についてはこのサイトが超有名です。
http://www.wound-treatment.jp/
これは、湿潤療法を立ち上げた茨城県の石岡第一病院の夏井睦医師のサイトで、全国で湿潤療法を行っている医師の教科書となっています。
水膨れが出来たり、皮膚が欠損した場合の湿潤療法の基本的処置です。
<家庭でできるすりむき傷,裂傷,熱傷の治療-皮膚外傷のラップ療法->
http://www.wound-treatment.jp/next/wound245.htm
この処置で治ります。被覆材はラップでもキズパワーパッドでも同じです。
ちなみに私が知恵袋で回答を始めるきっかけになった、火傷の湿潤療法での治療経過のブログです。
湿潤療法を広く理解して頂くために立ち上げたブログで、写真を見れば治癒の経過や期間が良く判る事と思います。
http://ooyakedo.exblog.jp/
私の火傷が浅かった左手よりも軽い火傷ですので、痕は残りません。
また今後、火傷や怪我をした場合のためにもネット上で<火傷 湿潤療法>で検索されて、よく見ておかれると参考になると思います。
娘さんの誕生日のいやな思い出にはならずに済みますよ。
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